不妊治療記録→ただの通院記録(43歳でKLCを中退)

AMH0.472 PGT-A 乳がん 突発性難聴 

突発性難聴②【入院】41歳

2020年10月1日~8日までの8日間の入院でした。

 

【入院1日目】10/1(木)

・診察

・鼓膜ステロイド注射(麻酔あり)

ステロイド点滴(約4時間)

・高気圧酸素療法(70分)

鼓膜の注射は、普通に痛かった。

高気圧酸素療法は、2気圧まで気圧を上げていくので、耳抜きが出来ないと耳が痛くなるとか色々怖いことを言われてビビったけど、飴を舐めていれば大丈夫。70分は長いけど、好きな音楽をかけてもらえるので意外と平気だった。

発熱37.5℃。え?コロナ?とちょっと焦ったけど、主治医指示で経過観察。

22時消灯。22時以降はテレビNG。

ご飯の味は美味しいけど、物足りない。売店でふりかけ購入。

 

【入院2日目】10/2(金)

・聴力検査

・診察

・鼓膜注射

・点滴

・シャワー(2日に1回)

・高気圧酸素療法

耳が良くなってる感じが全くないと思っていたけど、検査をしたらやっぱりで、83㏈だった。先生は、まだ治療始めたばかりだから、と言って下さったけど、治療しても治らない20%になるのではないかと、怖くて泣いてた。

熱は37℃まで下がっていて良かった。

シャワーが気持ちよかった。

 

【入院3日目】10/3(土)

・診察

・鼓膜注射

MRI

・点滴

・高気圧酸素療法

相変わらず、耳に何の変化も感じない。看護師さんに、良くなる人ってどんな感じなのか聞いてみると、最終日に近づくにつれて何となく良くなったかも?みたいな人が多いらしい。劇的な変化がある訳じゃないのか?

点滴で腕が腫れて痛かったから、ゆっくり落としてもらって5時間以上かかった。点滴の針は3日で交換なので、この日は針無しで眠れて嬉しかった。

 

【入院4日目】10/4(日)

・高気圧酸素療法

・点滴

日曜日なので診察なし。熱は37.4℃。体がだるい感じあり。

日曜日は、シャワーも休みだった。

 

【入院5日目】10/5(月)

・聴力検査

・診察

・鼓膜注射

・高気圧酸素療法

・点滴

・シャワー

少しだけ、聴力が良くなっていた。少しでも変化があって嬉しい。入院して良かった。

MRIでは、内耳に異常なし。(問題はないけど、副鼻腔にポリープあり。放置でOK)

薬剤師さんのお薬の説明が丁寧で良かった。熱が37.3℃だったけど、ステロイド点滴の副作用らしい。入院してから、毎日4時間くらいしか寝れてないから眠剤出してもらおうと思ったけど、薬剤師さんが入院中はベッドの上でゆっくりできるし、無理に眠剤使って寝なくても良いんじゃないかと言って下さったので気が楽になった。

シャワーが最高に気持ち良かった。

 

【入院6日目】10/6(火)

・診察

・高気圧酸素療法

・点滴

鼓膜の注射は昨日までの4回だった。5回目もやって欲しいアピールをしてみたけど、先生が4回で十分と仰るので諦めた。

 

【入院7日目】10/7(水)

・聴力検査

・診察

・高気圧酸素療法

・点滴

耳は聴こえてる感じはないけど、何となく振動は感じられるようになった。

明日は退院!早く家に帰りたい。

 

【入院8日目・退院】10/8(木)

・聴力検査

・診察

・高気圧酸素療法

・点滴

退院の日は、朝6時から点滴。(早く終わらせるため)

退院日は高気圧酸素療法はないと思ったら、あった。

12時くらいには、お会計終わって無事退院。

 

【先生のお話まとめ】

(診察の時に言われたことや、質問したことのまとめ)

・退院の1週間後診察→1か月ごとに通院

・基本的には3ヵ月は薬を飲む。(血液の循環を良くする薬。ステロイドは入院中のみの集中投与)

・1か月聴力に変化がなくても2か月後から聴力が上がることもある。(個人差がある)

・聴力の上がり方は、10㏈上昇→20㏈上昇とかもある。まだ諦めなくても良い。

・運動は、退院してしばらくしてから。

有酸素運動推奨。(20分くらいが良いらしい、あまり長時間はNG。)

・ヨガOK(息を止めることは良くない)

・今は出ていないけど、難聴なので後々になって眩暈が出てくることもある。

・イヤホンは、あまり長時間でなければ使ってよい。(良い方の片耳のみ)

骨伝導イヤホンも、普通のイヤホンと耳への負担は同じ。

・軽い難聴の左耳は、今後40~50㏈になったら補聴器を考える。

・右耳は、3ヵ月薬を飲んで様子見てから、補聴器を考える。

 

【入院後の生活の注意点】

・イヤホンや電話は聞こえる方の耳で使用。

・耳かきするときはひっかいたりしないように。

・飛行機や水泳は耳に圧がかかるので、医師の許可が出てから。

・騒音の強い場所(コンサートやカラオケなど)は医師の許可が出てから。

・風邪の予防の為、手洗い、うがいをすること。

ステロイドの投与で免疫力が下がっているので)

・睡眠・栄養を十分に取り、体調を整えること。

・喫煙NG(耳への血流を妨げるから)

・精神的に強いストレスがかかると悪化することがある。

 

【費用】

7泊8日の入院費用は限度額適用認定証有りで、だいたい10万円。

4人部屋にしたので、一日1100円差額ベッド代がかかった。

(限度額認定証なければ、18~19万円くらいらしい。)

 

【感想】

入院して良かった。

聴力の劇的な変化はなかったけど、入院してやれることはやったと思える事は今後生きていく上で大事な事だと思った。

 

入院中、診察の時にドクターとお話するのと、看護師さんとしか話してなかったのと、テレビはイヤホンの生活だったから、家に帰ってテレビの音を聞いた時の違和感が凄かった。聴こえづらいと凄く思った。これからずっとこういう音の聴こえ方なのかと思うと物凄くイライラしたし、夫と話していても聴き取りづらく、やはりイライラした。

 

退院直後は、今後の生活に対する不安が大きかった。

 

つづく。