不妊治療記録→ただの通院記録(43歳でKLCを中退)

AMH0.472 PGT-A 乳がん 突発性難聴 

補聴器外来【初診】① 42歳

2021年3月31日(水)

一粒万倍日と天赦日と寅の日が重なる最強開運日らしく、新しいことを始めるのにとても良い日という事なので、行ってきました。済生会宇都宮病院

 

◆初診の流れ◆

9:30枠での予約

(初診は問診票などあるので、30分前には受付する。)

※きちんとメモしてた訳じゃないので、時間はだいたいの目安。

08:55 病院着

09:00 初診受付→問診票コーナーへ

09:20 耳鼻咽喉科

09:45 新田先生診察(30分くらい)

10:45 聴力検査→別の問診票記入

(紙のやつとパソコンのやつ2種類。)

11:15 言語聴覚士の先生とお話(15~20分くらい)

11:45 耳に粘土と詰めて、イヤーモールドの型と取ってもらう

12:00 次回の予約時間とお会計の仕方の説明。

(イヤーモールドの色決めに悩んで時間かかった。)

12:30 お会計終了。初診会計4520円

 

◆新田清一先生の診察◆

突発性難聴になる前の難聴は、騒音性難聴だと思ってたんだけど、これまでの経緯を話して、突発性難聴後の聴力のデータを見てもらったところ、

 

騒音性難聴→遺伝性難聴もしくは自己免疫疾患による難聴

突発性難聴→特発性難聴

 

なのではないかと。

どうも聴力の回復の仕方が突発性難聴の回復の仕方と違うらしい。

遺伝性難聴は、遺伝子の検査をしないと分からないから、調べるなら紹介状を書いて下さるとの事。大学病院なら検査してもらえるという事だった。

 

突発性難聴なら再発することはないけど、もし違ったとしたら、また同じように急に聴力が下がることもあり得る。その場合は、またステロイドで治療という事になる。

 

いずれにしても、蝸牛(渦巻)の外側のところ(高温の所)が何らかの原因でダメになっているのだろうという話だった。

 

補聴器に関して。

高音域の難聴が結構重いらしく、パワーが必要。そうすると耳穴式では厳しい。

今後悪化する可能性も考えると、耳かけ式の補聴器の中でも一番パワーのあるやつ(一番大きいもの)が良いとのこと。

いずれにしても、これから3ヵ月のトレーニングで使うのは耳かけ式。使うには耳穴の型を取ってイヤーモールドを作る必要がある。イヤーモールドが出来るのは2週間後なので、それからトレーニング開始となる。

(次回、イヤーモールド代金18000円必要)

 

私の場合、高音域の難聴だから、最初は高温の嫌な音が辛いと思うって言われた。高温の音って不快な音が多いらしい。金属系の音?ナイフフォークを置く時の音とか。でも鳥の鳴き声が聞こえるようになったりして今まで聞こえなかった音が聞こえるようになる、そういう事を本人がどう捉えていくか、前向きに捉えられるかというのは、補聴器に慣れていくのに凄く大きな要素らしい。

 

聞こえが悪くなってから10年くらい経ってるから、補聴器で音を大きくして脳に音を届けても、言葉と認識できるようになるまでに時間がかかるかもしれない、大変かもしれないとも言われた。

 

あとは、低音の部分は聴力が良いから、高音の難聴の部分との差が大きいから補聴器の調整がとても難しい。難しいけど、うちの病院なら出来る。と言って下さったので、遠いけどここの病院にして良かったと思った。

 

言語聴覚士の先生のお話◆

耳かけじゃないといけないのは理解したんだけど、できればiPhoneとかに繋げたりする機種が便利そうで良いですって言ったら、そういう機能を付ける=出力を減らしてそういう機能をつけている、必要な出力を下げてまで付ける必要はないというお話だった。

金額も片耳で20万円以上を想定しているって言ったら、ここでは15万円くらいのを買う人が多いということだった。

片耳50万円以上とかの高い機種に付いているノイズキャンセル機能は、必要な音も小さくしてしまう可能性があるから、本末転倒だったりするらしい。

高い機種、安い機種で聞き比べをしても安い方を選ぶ人も多いらしい。

値段や機能よりも、自分の耳との相性が大事。

 

言語聴覚士の先生に、やっぱり私は補聴器付けた方がいいですか?って聞いたら、だいぶ声が大きいから、付けた方が良いと思うと言われた。

 

◆感想◆

新田先生は、とても素晴らしい先生だった。

とにかく丁寧にお話して下さるし、声も聞き取りやすいし、こちらが話していることも本当に良く聞いて下さる。医師の鑑のような先生で、遠くまで行って良かったと思える先生だった。

 

遺伝性難聴については、そうじゃないのかな?と思って突発性難聴で診てもらってた先生に質問してことはあったんだけど、騒音性難聴だと思うと言われていたので、新田先生に指摘されてやっぱり!という気持ち。

突発じゃなくて特発という話の方は、すごく驚いた。またなるかもしれないというのはとてもショック。

いずれにしても、遺伝性難聴なのかどうかは調べに行こうと思っている。

(どこの病院が良いか調べてるけど、決めれなくて困り中。)

 

補聴器についても、実はかなりショックだった。補聴器のパンフレットをいっぱい集めて眺めて、作るなら耳穴式にしようと思っていたから。耳穴式なら、目立たないし、インナーイヤホンっぽく見えるかな?とか思ってたんだけど。あと、耳かけ式の中でも一番出力が大きいのじゃないとダメって言われたのも、自分の耳がそんなに悪いと思ってなかったから落ち込んだ。

 

私、声の大きい恥ずかしい人だったんだろうかーとか、色々考えたら新幹線の中で泣けてきて、泣きながら帰った。

 

いずれにしても、行かなければ分からなかった事が多かったし、自分の耳の現実を知れて良かった。

宇都宮まで行って良かったし、補聴器も必要だと思うから頑張る。

 

次回は2週間後。