突発性難聴⑦【診察】41歳
2021年1月15日(金)
自分の感覚的にも良くなっている感じもなく、やはり検査しても聴力に変化なし。
という訳で、これで治療は終わり、という事になった。
これ以上薬を飲んでも何も変わらないだろうという事で薬もなし。
右(㏈) | 左(㏈) | |
---|---|---|
3分法 | 55.0 | 33.3 |
4分法 | 58.8 | 30.0 |
6分法 | 60.8 | 40.0 |
言葉の聞き取りができないことも多いので、補聴器を作ることに。
(世の中の人全員がアナウンサーなら補聴器いらないんだけどな)
先生に、補聴器を買った時に医療費控除ができるようにする書類の作成をお願いした。
この時点では、普通に補聴器のお店に行って買おうと思ってたんだけど、補聴器外来というのもあると調べてはいたので、一応聞いてみようってことで、
補聴器を作る場合、どこか良いお医者さんをご存知ないですか?と質問したら、
「宇都宮病院が有名らしいよ」と教えて下さった。
え?栃木県の宇都宮ですか?遠いじゃん!と思ったけど、先生がわざわざ言うってことは有名なんだろう、と思って、「調べてみます、ありがとうございます」と言って帰ってきた。
帰りの電車の中で調べる
→本も出してる有名なお医者さんっぽい
→全国から患者さんが来るようなお医者さんみたいだ
→補聴器って高いし、どうせ作るならちゃんとしたとこで作ろう!
という事で、その日のうちに電話で問い合わせて、初診の予約を取った。
初診の予約日・・・2022年11月(笑)
思わず電話で、2021年じゃなくて、2022年なんですね?って確認したもんw
後日、やっぱりというか、キャンセル待ちっていうシステムがあって、
コロナもあるから、今年の4月の予約が無事に取れた。良かった。
2月も空いてたけど、まずは採卵優先。
2月・3月採卵して、4月に宇都宮の予定。
突発性難聴⑥【診察】41歳
2020年12月11日(金)
前回とほとんど変わらず。
むしろ、ちょっと悪くなっていた。
10月から11月に上がったくらい12月も良くなると思っていたので落ち込んだ。
この日の時点であと1か月薬を飲む予定になっていたけど、
厳しいなと思った。
先生のお話の仕方もそんな感じで、とりあえず薬飲んで来月検査しましょうと言われた。
右(㏈) | 左(㏈) | |
---|---|---|
3分法 | 56.7 | 36.7 |
4分法 | 60.0 | 32.5 |
6分法 | 61.7 | 44.2 |
突発性難聴⑤【診察】41歳
2020年11月12日(木)
前回から1か月後の診察。
聴力検査で、いつもと違って骨伝導のやつとか、左右何往復か検査されたので悪くなったのかと不安になったけど、良くなっていた!
50㏈台まで来た!
右(㏈) | 左(㏈) | |
---|---|---|
3分法 | 53.3 | 30.0 |
4分法 | 56.3 | 26.3 |
6分法 | 58.3 | 38.3 |
先生に「良くなっていますよ!」と言われると本当に嬉しい。
正直、こんなに良くなると思ってなかった。
入院できるこの病院に出会えて良かったと心から思う。
薬は、3種類。
・カリジノゲナーゼ錠(血管拡張薬)
前回、工場が作ってないとかで処方してもらえなかったのがトリノシン顆粒。(=アデホスコーワ顆粒。近所の薬局にに在庫あったので2週間前に近所のかかりつけ医に処方してもらった。アデホスコーワも在庫が安定してないらしい。)
何も言わなければアデホス出なかったと思うけど、薬局に在庫あるから処方して欲しいとお願いして出してもらった。
アデホスコーワを出すならカリジノゲナーゼは要らないと言われたけど、3種類飲みたいとお願いして3種類にしてもらった。
(今回良くなってたのが、3種類飲んでたからかもしれないから。)
次の診察も1か月後。
PGT-A④結果
2020年10月21日(水)
予想よりも1週間早くメールが来た。
突発性難聴になるくらい頑張ってるんだから、
正常胚であって欲しかったんだけど、不適胚だった。
がっかり…。
今回は、結構落ち込んでいて、かなりやる気がダウン中。
すぐに採卵できるなら、無理にでも頑張るんだけど、
(まぁこういう無理をしたから突発性難聴になったんだろうけど)
しばらく採卵出来ないから(入院でステロイド使ったから)
休んでる間に何とかモチベ上げていこう。
という訳で、今の所PGT-Aの結果は0/6。
胚盤胞(個) | 採卵日 | 結果 | 正常胚(個) | |
---|---|---|---|---|
PGT-A① | 1 | 3/9 | 4/29 | 0 |
PGT-A② | 2 | 4/20 | 5/28 | 0 |
PGT-A③ | 2 | 7/31 | 8/28 | 0 |
PGT-A④ | 1 | 9/23 | 10/21 | 0 |
次回採卵は、突発性難聴の治療が落ち着いてから。
生理周期にもよるけど、年明け2月とかになるんじゃないかと思う。
(何も出来ないまま、どんどん歳取る…悲しい。)
突発性難聴④【聴力変化】
とりあえず、入院した病院の初診~退院1週間後まで。
軸の取り方で印象は操作できるので、自分が良くなったと感じられるグラフを作ってみた。
9/28(最初の病院の初診時)
右92㏈ 左30㏈
9/29(最初の病院2日目)
右92㏈ 左32㏈
9/30(入院した病院の初診時)
右(㏈) | 左(㏈) | |
---|---|---|
3分法 | 83.3 | 33.3 |
4分法 | 85.0 | 30.0 |
6分法 | 81.7 | 41.7 |
10/2(入院2日目)
右(㏈) | 左(㏈) | |
---|---|---|
3分法 | 83.3 | 35.0 |
4分法 | 83.8 | 31.3 |
6分法 | 80.0 | 41.7 |
10/5(入院5日目)
右(㏈) | 左(㏈) | |
---|---|---|
3分法 | 76.7 | 33.3 |
4分法 | 76.3 | 30.0 |
6分法 | 73.3 | 40.8 |
10/7(入院7日目)
右(㏈) | 左(㏈) | |
---|---|---|
3分法 | 80.0 | 35.0 |
4分法 | 80.0 | 31.3 |
6分法 | 76.7 | 42.5 |
10/8(入院8日目・退院日)
右(㏈) | 左(㏈) | |
---|---|---|
3分法 | 80.0 | 33.3 |
4分法 | 80.0 | 30.0 |
6分法 | 75.8 | 40.0 |
10/15(退院1週間後の診察日)
右(㏈) | 左(㏈) | |
---|---|---|
3分法 | 68.3 | 33.3 |
4分法 | 68.8 | 30.0 |
6分法 | 67.5 | 40.0 |
突発性難聴③【診察】 41歳
2020年10月15日(木)
退院1週間後の診察だった。
聴力が良くなっていた!嬉しい!
聴力検査の段階で、検査技師さんに「低い方の音が聞こえるようになってるでしょう?」と言われるくらい。
60㏈台!
右(㏈) | 左(㏈) | |
---|---|---|
3分法 | 68.3 | 33.3 |
4分法 | 68.8 | 30.0 |
6分法 | 67.5 | 40.0 |
確かに、大きな車の音は聞こえる自覚はあった。
退院して家に帰って眠れるようになったのが良かったのか?
(入院中は4時間睡眠、退院後は毎日8時間睡眠。)
診察でも、すごく良くなってますね~と先生にも言って貰えて嬉しかった。
Q.耳が詰まった感じがするけど、耳抜きしてもいいか?
A.難聴だから、そういう症状は出てしまう。耳抜きはあまり意味ないし、やらない方がよい。
Q.鼻うがいしてもいいか?
A.やってもよい。
Q.インフルエンザのワクチン打ってもいいか?
A.大丈夫。
(大丈夫と言われたのに、もたもたしている間にインフルエンザのワクチン難民になってしまった。)
という訳で、薬を処方されて次回は1か月後。
血液の循環を良くするの循環を良くする薬(トリノシン顆粒)の方が、工場が作ってないとかで、別の薬に変更になった。
今までの薬が効いてたから良くなったんじゃないの?という思いがあって、少し納得がいかなかったけど、しょうがない。
後日、元薬剤師の鍼の先生に調べてもらったら、コロナの影響で薬の材料調達が不安定になったから、自社で工場のラインを整えたりで、在庫が安定しなかったのが原因らしい。
薬局に聞いて在庫あれば、処方してもらえばいいんじゃないか、という事だったけど、まだ何も行動してない。
【追記】
10/29に、近所の薬局にトリノシン顆粒ではなくアデホスコーワ顆粒があると分かったので、かかりつけ医に事情を話して処方してもらった。
その後、今日(10/24)の段階で、
テレビも音楽を聴くのも耳の状態に慣れたのか、イライラすることがなくなった。
(でもテレビは字幕必須。)
耳詰まり感はある。特に雨が降ると(低気圧が近づくと)強く感じる。
人との会話は、基本的には聞こえる方の耳を向けていれば大丈夫。
ヨガのレッスンも基本的に大丈夫。目も使えば何とかなる。
買い物の時に、声の小さい店員さんだと聞き取りづらい。けど目的は買う事だから、そんなに困ることはない。外国での買い物に感覚的には近い、「何となく分かる」でいける。
自分の中で「聴こえないかもしれない」があるので、人との会話は避けようとしている気がする。交渉とか説明をしないといけない場合は、めんどくささが増す。
つづく。
突発性難聴②【入院】41歳
2020年10月1日~8日までの8日間の入院でした。
【入院1日目】10/1(木)
・診察
・鼓膜ステロイド注射(麻酔あり)
・ステロイド点滴(約4時間)
・高気圧酸素療法(70分)
鼓膜の注射は、普通に痛かった。
高気圧酸素療法は、2気圧まで気圧を上げていくので、耳抜きが出来ないと耳が痛くなるとか色々怖いことを言われてビビったけど、飴を舐めていれば大丈夫。70分は長いけど、好きな音楽をかけてもらえるので意外と平気だった。
発熱37.5℃。え?コロナ?とちょっと焦ったけど、主治医指示で経過観察。
22時消灯。22時以降はテレビNG。
ご飯の味は美味しいけど、物足りない。売店でふりかけ購入。
【入院2日目】10/2(金)
・聴力検査
・診察
・鼓膜注射
・点滴
・シャワー(2日に1回)
・高気圧酸素療法
耳が良くなってる感じが全くないと思っていたけど、検査をしたらやっぱりで、83㏈だった。先生は、まだ治療始めたばかりだから、と言って下さったけど、治療しても治らない20%になるのではないかと、怖くて泣いてた。
熱は37℃まで下がっていて良かった。
シャワーが気持ちよかった。
【入院3日目】10/3(土)
・診察
・鼓膜注射
・MRI
・点滴
・高気圧酸素療法
相変わらず、耳に何の変化も感じない。看護師さんに、良くなる人ってどんな感じなのか聞いてみると、最終日に近づくにつれて何となく良くなったかも?みたいな人が多いらしい。劇的な変化がある訳じゃないのか?
点滴で腕が腫れて痛かったから、ゆっくり落としてもらって5時間以上かかった。点滴の針は3日で交換なので、この日は針無しで眠れて嬉しかった。
【入院4日目】10/4(日)
・高気圧酸素療法
・点滴
日曜日なので診察なし。熱は37.4℃。体がだるい感じあり。
日曜日は、シャワーも休みだった。
【入院5日目】10/5(月)
・聴力検査
・診察
・鼓膜注射
・高気圧酸素療法
・点滴
・シャワー
少しだけ、聴力が良くなっていた。少しでも変化があって嬉しい。入院して良かった。
MRIでは、内耳に異常なし。(問題はないけど、副鼻腔にポリープあり。放置でOK)
薬剤師さんのお薬の説明が丁寧で良かった。熱が37.3℃だったけど、ステロイド点滴の副作用らしい。入院してから、毎日4時間くらいしか寝れてないから眠剤出してもらおうと思ったけど、薬剤師さんが入院中はベッドの上でゆっくりできるし、無理に眠剤使って寝なくても良いんじゃないかと言って下さったので気が楽になった。
シャワーが最高に気持ち良かった。
【入院6日目】10/6(火)
・診察
・高気圧酸素療法
・点滴
鼓膜の注射は昨日までの4回だった。5回目もやって欲しいアピールをしてみたけど、先生が4回で十分と仰るので諦めた。
【入院7日目】10/7(水)
・聴力検査
・診察
・高気圧酸素療法
・点滴
耳は聴こえてる感じはないけど、何となく振動は感じられるようになった。
明日は退院!早く家に帰りたい。
【入院8日目・退院】10/8(木)
・聴力検査
・診察
・高気圧酸素療法
・点滴
退院の日は、朝6時から点滴。(早く終わらせるため)
退院日は高気圧酸素療法はないと思ったら、あった。
12時くらいには、お会計終わって無事退院。
【先生のお話まとめ】
(診察の時に言われたことや、質問したことのまとめ)
・退院の1週間後診察→1か月ごとに通院
・基本的には3ヵ月は薬を飲む。(血液の循環を良くする薬。ステロイドは入院中のみの集中投与)
・1か月聴力に変化がなくても2か月後から聴力が上がることもある。(個人差がある)
・聴力の上がり方は、10㏈上昇→20㏈上昇とかもある。まだ諦めなくても良い。
・運動は、退院してしばらくしてから。
・有酸素運動推奨。(20分くらいが良いらしい、あまり長時間はNG。)
・ヨガOK(息を止めることは良くない)
・今は出ていないけど、難聴なので後々になって眩暈が出てくることもある。
・イヤホンは、あまり長時間でなければ使ってよい。(良い方の片耳のみ)
・骨伝導イヤホンも、普通のイヤホンと耳への負担は同じ。
・軽い難聴の左耳は、今後40~50㏈になったら補聴器を考える。
・右耳は、3ヵ月薬を飲んで様子見てから、補聴器を考える。
【入院後の生活の注意点】
・イヤホンや電話は聞こえる方の耳で使用。
・耳かきするときはひっかいたりしないように。
・飛行機や水泳は耳に圧がかかるので、医師の許可が出てから。
・騒音の強い場所(コンサートやカラオケなど)は医師の許可が出てから。
・風邪の予防の為、手洗い、うがいをすること。
(ステロイドの投与で免疫力が下がっているので)
・睡眠・栄養を十分に取り、体調を整えること。
・喫煙NG(耳への血流を妨げるから)
・精神的に強いストレスがかかると悪化することがある。
【費用】
7泊8日の入院費用は限度額適用認定証有りで、だいたい10万円。
4人部屋にしたので、一日1100円差額ベッド代がかかった。
(限度額認定証なければ、18~19万円くらいらしい。)
【感想】
入院して良かった。
聴力の劇的な変化はなかったけど、入院してやれることはやったと思える事は今後生きていく上で大事な事だと思った。
入院中、診察の時にドクターとお話するのと、看護師さんとしか話してなかったのと、テレビはイヤホンの生活だったから、家に帰ってテレビの音を聞いた時の違和感が凄かった。聴こえづらいと凄く思った。これからずっとこういう音の聴こえ方なのかと思うと物凄くイライラしたし、夫と話していても聴き取りづらく、やはりイライラした。
退院直後は、今後の生活に対する不安が大きかった。
つづく。